プレスリリース

キャピタルメディカ、医療機関でのeSourceオペレーションシステムを自社開発へ

株式会社キャピタルメディカ
代表取締役 古川 淳

キャピタルメディカ 医療機関でのeSourceオペレーションシステムを自社開発へ

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川淳)は、eSourceオペレーションシステム「Beagle(ビーグル)」の開発に着手しました。Beagle(ビーグル)は、医療機関で直接入力した診療情報を、収集し、CDISC(注1)標準に対応したデータとして提出、保管までの一連のオペレーションを可能にします。
 
治験実施医療機関において、診療情報をBeagle(ビーグル)に直接入力することで、以下3点が可能になると考えています。
(1) 即時性 :
診察と同時に、治験に必要な情報(安全性情報、治験データ)が報告できる
(2) 信頼性 :
Beagle(ビーグル)に入力されたデータは、オリジナルデータであり、転記の必要がないため、より信頼性の高いデータとして報告できる
(3) 効率化 :
Beagle(ビーグル)に入力されたデータは、オリジナルデータであるため、治験依頼者が医療機関に赴きデータ照合(SDV)等の必要頻度が軽減、コストが削減される
 
文部科学省と厚生労働省が共同で策定している臨床研究・治験活性化5か年計画 2012において、IT技術を活用した治験実施を目指している他、2016年を目処に、CDISC標準に向けての取り組み等、治験オペレーションの作業手順が統一化され、効率的に治験期間の短縮を図ることが求められています。キャピタルメディカは、Beagle(ビーグル)の開発・導入により、新薬開発の活性化と社会に貢献してまいります。
Beagle(ビーグル)の運用は、キャピタルメディカの支援先病院を中心に本年度中に開始する予定です。
 

資料:治験市場における電子化の状況とBeagle(ビーグル)システムについて

 
厚生労働省サイト:臨床研究・治験活性化5か年計画 2012について

【株式会社キャピタルメディカ】
所在地: 東京都港区虎ノ門1丁目2-3 虎ノ門清和ビル10 階
事業内容: ヘルスケアセクター向け経営支援業務
資本金: 1,355.5 百万円(2014年1月現在)
ホームページ: https://eucalia.jp/wp-eucalia/
 
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社キャピタルメディカ 経営企画部 中村 健太郎
電話番号 03-5501-2271
 
(注1) CDISC(Clinical Data Interchange Standards Consortium)は、国際的な臨床研究データ交換基準を提供している非営利団体(NPO)です。
Clinical Data Interchange Standards Consortium
CDISC標準推進プロジェクト