プレスリリース

キャピタルメディカ・ベンチャーズ、介護事業所向けリハビリ特化型SaaS「リハプラン」を開発する株式会社Rehab for JAPANに出資

2018年 8月10日
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ

キャピタルメディカ・ベンチャーズ、介護事業所向けリハビリ特化型SaaS「リハプラン」を開発する
株式会社Rehab for JAPANに出資

正式版リリース半年で、導入事業所100社を突破し、全国約5,000人の要介護者のリハビリをサポート

※2022年5月9日株式会社キャピタルメディカは「株式会社ユカリア」に社名変更しました。

株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(代表取締役:青木 武士、以下、CMV)は、2018年3月30日に設立された「ヘルスケア・ニューフロンティア・ファンド」において、介護事業所向けリハビリ特化型SaaS「リハプラン」を開発する株式会社Rehab for JAPAN(本社:東京都品川区、代表取締役 大久保 亮)に出資をいたしました。

■株式会社Rehab for JAPANについて
世界に先駆けて日本は超高齢社会に突入し、介護市場はリハビリニーズが高まりを見せる中、医療機関で行われるリハビリテーションに比べ、質・量ともに十全ではない事実があります。特にデイサービスを中心とした介護事業所では、要介護者の日常生活を支えるだけなく、病気をしていても、障がいがあっても、一人一人の目標や目的、QOL(Quality of Life:生活の質)を中心に据えたリハビリテーションを行い、生活機能の維持・向上支援が益々求められるようになります。
一方で、その受け皿となる介護現場では、社会保障財政の逼迫および慢性的な人材不足を背景として、「自立支援」を推進する諸政策に対応できるだけのマンパワーと専門性の両立に悪戦苦闘しているのが現状です。
株式会社Rehab for JAPANは「職種を超えたリハビリ介護を実現する」をコンセプトに、要介護者の生活機能が低下していくのを業種如何に関わらず未然に防ぎ、質の良いサービスを効率的に供給していくシステムづくりを提供すべく、介護事業所向けリハビリ特化型SaaS「リハプラン」を開発、販売しています。

■「リハプラン」について

「リハプラン」は、デイサービスに勤務する機能訓練指導員のリハビリを支援する介護事業所向けリハビリ特化型SaaSサービスです。「リハプラン」上で要介護者ごとの身体状況や生活状況に応じたプログラムを自動で提案し、その結果をグラフ化します。
またリハビリ専門職による、徹底したカスタマーサポートとITを組み合わせた体制により、リハ職不在のデイサービスでも安心してサービスをお使いいただくことが可能となります。

2018年2月に正式版サービスをローンチ以降、全国のデイサービスに導入され2018年7月時点で100事業所を突破、関わる要介護者の利用者人数は約5,000人になりました。
今回の出資により、サービスが拡充され、介護現場に勤務するリハビリ関係職員の皆さまの業務サポートと、要介護者の方々のリハビリのさらなる支援に繋がることが期待されます。

―「リハプラン」サービス概要 ―
対象:デイサービス、ショートステイ、特定施設(有料老人ホーム等)
サービス詳細:①個別機能訓練計画書の策定機能および個別プログラム自動提案、身体機能・ADLのアウトカムの出力
       ②運動プログラム1800種類以上、600セット(1セット8種類程度)
       ③リハビリ専門職によるカスタマーサポート