プレスリリース

東芝林間病院の事業継承に関するお知らせ

2022年9月26日
株式会社ユカリア
医療法人武蔵野総合病院

 株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:古川淳、以下「ユカリア」)が経営支援・運営支援している医療法人武蔵野総合病院(所在地:埼玉県川越市、理事長 兼 院長:澤雅之、以下「武蔵野総合病院」)は、東芝健康保険組合(所在地:神奈川県川崎市、理事長:高橋智宏、以下「東芝健康保険組合」)から、東芝林間病院(所在地:神奈川県相模原市、院長:清水直史、以下「東芝林間病院」)にかかる事業の全部を、2023年5月1日付けで継承することとなりましたのでお知らせします。

 ユカリアは2016年以来、武蔵野総合病院の経営支援・運営支援をしており、その強固な連携を活かし、東芝林間病院を経営支援・運営支援してまいります。
 
 なお、本件事業の継承につきましては自治体や関係者等とも協議を行ってまいりますが、事業継承後においても現在診療を受けている患者の方々への影響がないよう、基本的に現状の診療科及び診療体制、人員等を踏襲していく方針です。さらに診療体制を地域のニーズに沿った形で充実させ、地域医療への一層の貢献を図ってまいります。

1. 事業継承の理由
 東芝林間病院は、1953年の設立以降、「人を大切にする医療を実践して社会に貢献します」という基本理念の下、地域に密着した医療提供をしてきました。事業継承先である武蔵野総合病院は、東芝林間病院と同規模・同機能の病院を首都圏で運営し、「地域に根差した総合病院として質の高い医療を提供すること」を使命として、急性期から地域包括ケア、療養病棟まで一貫して医療提供を行う、かかりつけ病院としての役割を担ってきました。

 武蔵野総合病院が強みとする高齢者をはじめとした地域に根差した医療提供体制と、東芝林間病院が強みとする急性期医療から在宅医療まで幅広く提供できる医療提供体制が融合することで、昨今多様化している患者ニーズにより合致した地域医療体制を構築できると思い、今回の事業継承へと繋がりました。両病院の知見を融合し、さらにユカリアの経営支援・運営支援を受けることにより、地域医療への一層の貢献が果たせると確信しております。

2. 事業継承の概要
 (1) 事業継承完了日
 2023年5月1日(予定)※
 ※今後、関係自治体に対する申請手続きを実施してまいります。

 (2) 対象
 【東芝林間病院(林間訪問看護ステーションを含む)】
 所在地    : 神奈川県相模原市南区上鶴間7-9-1
 診療科目   : 内科、腎臓内科、神経内科、消化器内科、循環器内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、リウマチ科、脳神経外科、外科、乳腺外科、整形外科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、放射線科、リハビリテーション科、歯科口腔外科
 病床数    : 199 床(急性期:129床、回復期リハビリテーション:40床、地域包括ケア:30床)
 ホームページ  : http://www.rinkanhp.com/index.htm

 【医療法人武蔵野総合病院】
 所在地    : 埼玉県川越市大袋新田977-9
 診療科目   : 内科、外科、脳神経外科、神経内科、循環器内科、泌尿器科、形成外科、整形外科、リハビリテーション科
 病床数    : 185 床(急性期:93床、地域包括ケア:60床、療養:32床)
 ホームページ  : https://www.musashino-hp.or.jp/