ユカリア STORIES
パートナー病院のSDGsへの取り組み~武蔵野総合病院
こんにちは、ユカリアです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『ユカリアSTORIES』。
ユカリアのパートナー病院が取り組むSDGsについてまとめた『EUCALIA Partner’s Report-SDGs-』(ユカリアパートナーズレポート)を再編集して紹介するシリーズ、
今回は埼玉県の「医療法人 武蔵野総合病院」です。
※情報はすべて2022年11月時点のものです
医療法人 武蔵野総合病院
[所在地] 埼玉県川越市大袋新田977-9
[診療科目] 内科、外科、脳神経外科、神経内科、循環器内科、泌尿器科、形成外科、整形外科、リハビリテーション科
[病床数] 185床
[ホームページ] https://www.musashino-hp.or.jp/
ジェンダーの平等を達成し、全ての女性及び女児の能力強化を行う
5.5 政治、経済、公共分野でのあらゆるレベルの意思決定において、完全かつ効果的な女性の参画及び平等なリーダーシップの機会を確保する。
地域で連携して看護の質向上に取り組む
看護職は女性が活躍できる職種として広く認知されている。管理職となり看護師のマネジメントに取り組む女性も多い。当院の看護部長もその一人。パートから6年余りで当院の看護部長に抜擢され、今では埼玉県看護協会 第3支部 支部長も兼任し、地域の看護師のリーダーとして看護の質向上に取り組んでいる。
支部長の業務は、支部総会の実施から研修会の開催、広報誌の発行など、多岐に亘る。コロナ禍においても、看護の質向上への意欲・機会が失わることがないように、講演会や研修会をオンライン配信に切り替え、YouTubeでの閲覧ができるようにするなどして、これまで以上に多忙となった看護業務の合間に参加できる工夫をこらしている。
看護協会に参加するメリットの一つに、副支部長や近隣病院の看護部長と連携できることがあげられる。ともすれば、リーダーとして一人で判断する場面も多い人達が気軽に意見交換できる場を提供できることはとても有益である。COVID-19感染拡大に人手不足に陥った時の対応など、他病院の実例を踏まえたうえで検討することで、より良い判断ができる仕組みができている。
女性リーダーのさらなる育成
支部長として、地域全体に質の高い看護の提供ができるよう、リーダーの育成にさらに力を入れていきたいと考えている。
リーダーシップは座学だけではなく、現場に出て実地で学ぶことが重要だ。
そのために看護師同士が高め合えたりするような環境作りを目指している。
中小規模病院である当院の特性を生かし、まずは院内で多職種参加型で意見交換が活発に行われるような勉強会を開催して、その経験を支部の間で共有する形で、地域医療体制を看護の側面から牽引するリーダーの育成に繋げていきたい。
ユカリアが取り組むSDGsの優先課題をコーポレートサイトのサスティナビリティページに記載していますので併せてご覧ください!
次回は北海道の「医療法人北仁会 旭山病院」です。
ゲンバからは以上です。