取締役
経営企画本部長
三沢 英生
テーマ
プラットフォーム事業本部
経営サポート事業部 薬剤師
田口 恵実
製薬会社を3社経て2022年3月にユカリアに入社しました。医療の世界を目指したきっかけは、高校生の時、祖父を医療事故で亡くしたことです。誰も亡くなることのない薬を作りたいという想いと、地方と都会で受けられる医療の違いに憤りも感じ、医療格差をなくすために何かできないかと強く思っていました。
製薬会社では、それぞれ臨床開発、メディカルアフェアーズ、マーケティング業務を担当していましたが、コロナ禍で最前線に立つ医療従事者が、自身のQOL(クオリティ オブ ライフ)を代償に、治療に従事されている現場を目の当たりにし、自らの経験を活かし、医療現場に還元できないか検討していたところ、ユカリアからお声掛けをいただいたという経緯です。
ユカリアに心を惹かれたのは、幅広い事業展開を行なっており、多方面からヘルスケアに貢献できること。また「ヘルスケアの産業化」、「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」というビジョン・ミッションを掲げており、ヘルスケア業界全体の大きな改革を目指していることも、私が思い続けていた軸と合っていると感じて入社を決めました。
入社後、治験事業部のマネジメントと、治験業務の効率化を図るシステムソリューション事業の立ち上げを担いました。事業評価の結果、イグジットの決断に至りましたが、イグジットから得た学びを活かして現在は医療データを利活用した新規事業の立ち上げを行なっています。医療データは、データを分析して医師や患者さんにフィードバックすることで、より良い医療の質のために還元できるところに将来性を感じています。現場起点のデータを可視化し、分析と活用の両軸でオペレーション変革を推進することで、患者さんのためにも医療従事者のためにも、そして日本の未来のためにもなるようなサービスを創っていきたいですね。そしてできれば私たちのビジネスで、国の医療やシステムそのものに影響を与えていきたい。本来あるべき方向へ進んでいきたいと思っています。
ユカリアに入社してまだ半年余りですが、私はビジョンである”ヘルスケアの産業化“を叶える、というぶれない姿勢が本当に好きです。4社目の転職ですが、こんなにビジョン・ミッションに共感できる会社に出会えたのは初めてで、今はユカリアのために全力を尽くしたいと思っています。
今は先行き不透明なVUCA時代、新型コロナウイルス感染症の影響で不確実性がさらに高まり、これまでの既存のビジネスモデルが通用せず、外部環境の変化を捉え、柔軟にピボットしていくことが重要になると考えています。ユカリアに入社して、周りの変化への適応の速さ、柔軟さを実感しています。私自身もこの半年は不確実な中で様々なシナリオを考え素早く判断、軌道修正をしながら進めていくことを求められましたが、周りの速さについていけるようになったことが、私自身この会社に入って大きく成長したところだと思っています。
今後の想いとしては、私が高校生のときから変わらずに抱いている志、一人でも多くの患者さんに一日でも早く最適な医療を届け、日本の医療格差をなくすこと。そして医療の質の底上げをお手伝いし、日本のどこに住んでいても同じ医療を受けられるソリューションを実現したいと思っています。
2022年11月時点