経営企画本部
経営企画部 看護師
千葉 渚
テーマ
経営企画本部
経営企画部 看護師
千葉 渚
8年間看護師として臨床経験を積んできました。仕事は大好きだったのですが、少し疲れを感じていたこともあり、何か違うことにチャレンジしてみようと思ったタイミングで当時ユカリアで働いていた友人から取締役を紹介してもらったことが転職のきっかけです。お話をいただいた当初は私に何ができるか…と戸惑いも大きかったのですが、臨床経験を活かしてできることを探しましょうという言葉に後押しされ入社を決めました。紹介してもらったのが、取締役兼現職のドクターでもあり、私の経歴も加味した上でお話をしていただいたので心強かったです。
私の入社は、ちょうど新型コロナウイルス感染症が蔓延し始めた頃で、ユカリアも平時の業務状況ではなく、一般企業に向けた感染対策マニュアルの作成やワクチン職域接種サポートサービス事業の手伝い等も行いました。また、病院や施設に対する感染対策の指導など、期せずしてコロナ禍の中で看護師としてのキャリアを活かす形でスタートしました。
その後、病院プロジェクトの推進やブランディング戦略に携わる部門へ配属となり、医療現場との関わりが少なくなったのですが、私としてはやはり病院に関わっていたいという思いがあり、会社の制度を利用して現在の部署に異動を申請しました。
現在はプラットフォーム事業本部で、主にパートナー先の病院運営の支援を行っています。特に力を入れたのは、病院の看護部が困っていることをヒヤリングし、業務量の調査などを行い、結果をフィードバックすることです。そこから導き出される臨床の様々な課題を把握することで、私ができること、やりたいことが見えてきたような気がします。
また、病院だけでなく、ユカリア社内にもフィードバックを展開することで、看護師たちが普段現場でどういう仕事しているのを、社員の皆さんに知っていただきたいという考えもありました。臨床で働く看護師の存在は重要ですし、私自身、今も看護師の仕事が恋しいと思うことがあります。大好きだからこそ現場の大変さを忘れたくないし、そこを疎かにしたくないという思いは強く持っています。
目標は、株式会社と医療法人を繋ぐ架け橋のような仕事をすること。臨床経験のある医療者が会社にいる意義をさらに見出していければと思っています。
ユカリアへ入社して、思っていた以上に幅広いヘルスケア業界の仕事を知り、模索しながらも看護師の資格を活かして、充実した経験を積むことができていると感じています。何より、共に働く人たちが本当に素晴らしく、熱意のある方々ばかり。医療業界だけでなく、さまざまな業界のプロフェッショナルや尊敬できる人に囲まれ、しっかりと成長を感じながら仕事に取り組めています。臨床で働いていた時は患者さん第一でしたが、今は俯瞰した管理視点、マネジメント視点で病院を見ることができるようになってきたと思いますね。
正直なところ、私のような経歴が今まで社内にいなかったこともあり、前例がない分、本当にこれで合っているのか、このままやっていいのかなと弱気になったこともありました。今は看護師としての資格や経験は、ユカリアの中で私の個性や強みになっていると感じています。
出来ることが増えれば視野が広がって、新しいやりたいことが見つかっていく。この繰り返しで自分の可能性を積極的に広げ続け、会社はもとよりヘルスケア業界に貢献できればと思っています。
2022年11月時点