プレスリリース

治療・処方の実態分析情報を提供する製薬企業向けマーケティングソリューション 『Patient Visualizer』会員限定WEBサイトを公開

2023年4月11日
株式会社ユカリア

 株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:古川淳)は、経営支援しているパートナー病院で匿名加工処理された約50万件の電子カルテデータを統合した「ユカリアデータレイク」から、臨床検査値、医師所見・看護記録を駆使して、細分化されたセグメントごとの治療実態を、BIツールなどを用いて可視化し、製薬企業のマーケティングや製品戦略に活かすデータを提供するサービス『Patient Visualizer』(ペイシェントビジュアライザー)を展開しています。
 この度、新たに『Patient Visualizer』の分析結果サンプルを無料で閲覧いただける会員向けWEBサイトを公開しました。

Patient Visualizer
『Patient Visualizer』(ペイシェントビジュアライザー)
会員限定サイト https://pv.eucalia.jp/
 当サイトでは「自社薬剤の臨床現場におけるポジショニングを把握したい」、「薬剤のセグメントごとの市場規模を把握したい」、「薬剤の競合品とのスイッチ状況を把握したい」、「処方の対象となる患者の具体像を把握したい」といった課題の解決の糸口となる分析データを無料でご覧いただけます。サイト内では、関心に合わせて「疾患情報などのキーワード」「目的」からデータを絞り込むことができ、お気に入りデータのリスト登録、閲覧数の多い人気データの参照もできます。
Sample Page|Patient Visualizer
分析結果のサンプルイメージ
 「情報の鮮度が高い」データを扱っていることも『Patient Visualizer』の特長の一つです。
 分析データの元となっている電子カルテデータベース「ユカリアデータレイク」は、最短で前月の電子カルテデータを分析の俎上に載せることができます。そのため、例えば新薬の発売や適応拡大の影響といったテーマの分析にもタイムリーに取り組むことができます。各企業の課題に則したカスタマイズ調査や、データの分析・活用に関するご相談も可能です。病院の処方の現場を理解し、データ分析に精通した専門人材が対応いたします。
 現時点では、「2型糖尿病」「慢性腎臓病・糖尿病性腎症」の領域を中心とした情報を掲載しており、情報量、疾患領域は順次拡大予定です。
 
■『Patient Visualizer』会員限定サイト
https://pv.eucalia.jp/
 当サイトのご利用には無料会員登録が必要となります。会員登録は製薬企業にご勤務の方の限らせていただいております。
 
■「ユカリアデータレイク」について
 データレイクとは、大量の構造化データ、半構造化データ、非構造化データを保存、処理、保護するための、一元化されたリポジトリ(格納場所)のことです。
 当社独自の「ユカリアデータレイク」の特徴は、定量的なデータだけでなく定性的なテキストデータを分析に用いることができる点です。医師の診察時の所見記録や、病棟で患者に長時間接しケアを行う看護師の看護記録といった大量の定性情報から、患者の治療実態を多角的に把握することができます。
 また、最長10年程度の長期間にわたり一人の患者の症状の変遷を参照できる点も特徴です。データ提供元の病院群は、急性期から回復期、慢性期、療養まで幅広い機能を有する市中の病院となっています。そのため継続的に通院する患者も多く、長期間の治療経過観察が可能です。