プレスリリース

『ユカリアタッチ』累計導入台数 20,000台を突破

2024年4月5日
株式会社ユカリア

医療現場のDXをリードする医療従事者向けベッドサイド情報端末

 株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢英生)が開発・販売する医療従事者向けベッドサイド情報端末『ユカリアタッチ』は、2017年2月の販売開始以来、2024年3月までの累計導入台数が20,000台を突破いたしました。
 

EUCALIA TOUCH
『ユカリアタッチ』サービスサイト https://et.eucalia.jp/

 
 『ユカリアタッチ』は、ユカリアがこれまで約20年にわたり病院経営支援・運営支援に取り組む中で、医療現場に存在する課題への理解をもとに開発・提供を開始し、この度20,000台の導入に至りました。2024年末時点で22,000台の導入を見込んでおります。
今後も『ユカリアタッチ』の運用を通じて「現場に即したDX化」を推進し、医療・看護業務の働き方改革に貢献するとともに、医療現場のさらなる課題を掘り起こし、新たなDXサービス・プロダクトの開発を通じて「ヘルスケアの産業化」というビジョンの実現を目指してまいります。
 
■『ユカリアタッチ』について
 『ユカリアタッチ』は入院患者のベッドサイドに設置する情報端末で、電子カルテと連携した患者情報を表示することで看護師をはじめとする医療従事者の業務を支援するシステムです。情報共有の促進や業務の効率性向上を通じて、医療・看護ケアの質を標準化し、医療現場の安全性の向上に貢献します。
 昨今、医療・介護の現場を中心とするヘルスケア市場においてはDXの推進、テクノロジーの活用を前提とした「働き方改革」が喫緊の重要課題として取り上げられています。労働者人口が減少の一途を辿る中、2024年度の診療報酬改定においても診療報酬算定上の要件としてICT、AI、IoT等の活用による業務負担軽減に取り組むことが望ましいとされるなど、医療現場での対応が重要視されています。
 実際にご利用いただく医療従事者の皆様からはチーム医療や多職種連携といった医療従事者間での情報共有、働き方改革の波を受けての「タスクシフト・タスクシェア」を支援するシステムとしてだけでなく、画面に表示される患者ごとの固有情報を起点とした「患者参画型医療」の推進にお役立ていただいているというお声も多くいただいております。また、外部評価として2022年12月には「第17回 医療の質・安全学会学術集会」にて、医療現場を支える優れた製品に送られる「アイデア賞」を受賞いたしました。
(参照:2022年12月1日 プレスリリースhttps://eucalia.jp/20221201pr/
 
 『ユカリアタッチ』の主要機能のひとつである「ピクトグラム表示」は、患者の安静度や禁飲食、アレルギー情報や医療・看護上の個別注意事項などを分かりやすいイラスト記号として表示することで、医療従事者間 の円滑な情報共有に役立っています。
 また、「バイタルデータ入力・電子カルテ自動連携機能」では、NFC式*測定器(体温計や血圧計など)をユカリアタッチにかざすだけで電子カルテにバイタルサインが自動連携・登録されるため、データの未入力、誤入力、入力までのタイムラグ発生防止に繋がっています。
 *NFC(Near Field Communication:非接触通信の国際規格)
 
EUCALIA TOUCH|使用イメージEUCALIA TOUCH|電子ピクトグラム表示 / バイタルサイン測定器連携