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医療従事者向けベッドサイド情報端末『ユカリアタッチ』 大分県大分市の「社会医療法人恵愛会 大分中村病院」にて運用開始

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株式会社ユカリア

株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役:三沢英生)が開発・販売する医療従事者向けベッドサイド情報端末『ユカリアタッチ』は、202421日より社会医療法人恵愛会 大分中村病院(所在地:大分県大分市、理事長:中村太郎)にて運用を開始しました。

社会医療法人恵愛会 大分中村病院は、障がい者スポーツの発展に尽くした故・中村裕氏により19661210日に設立されました。大分市中心部で急性期から回復期までを担い、県内の民間病院としては最大の一般病床数(全260床)を擁しています。2024年1月1日に大分川沿い、旧「西鉄グランドホテル跡地」へ新築移転し、稼働を開始しました。
大分中村病院は、新病棟における医療の質・安全の向上、業務の効率化への効果を期待し、同年21日から『ユカリアタッチ』の運用を開始しました。大分県内で『ユカリアタッチ』が導入されるのは今回が初となります。

大分中村病院 ユカリアタッチ導入ご担当者様からのコメント

導入前はベッド周りに様々な掲示を行っていましたが、導入を機に情報の整理を行い、『ユカリアタッチ』に情報を集約しました。特にピクトグラムでの表示が視覚的でわかりやすく、患者さんが過ごしやすい環境を整えることができました。また、バイタル機器をかざすだけで電子カルテに入力できるため、誤入力の防止や業務の簡略化につながりました。大分県内で初めて導入することができて良かったです。

『ユカリアタッチ』について

これまで、看護現場では、医師からの指示や医療・看護上必要な患者情報を床頭台に札や付箋、マグネット等を貼って医療者間で情報共有するケースが大半を占めていました。しかし、こうしたアナログな情報共有の在り方では、古い情報が伝わる、見落しが生じる、差替えの手間がかかるなど、看護師の運用負荷は勿論のこと、患者の状態変化や注意事項を確実・適切に共有出来ないという事態が慢性的に起こっています。

『ユカリアタッチ』の主要機能のひとつである「電子化ピクトグラム」は、患者の安静度や禁飲食、アレルギー情報や医療・看護上の個別注意事項などを分かりやすいイラスト記号として表示することで、医療従事者間の円滑な情報共有に役立っています。
また、「バイタルデータ入力・電子カルテ自動連携機能」では、NFC*測定器(体温計や血圧計等)をユカリアタッチにかざすだけで電子カルテにバイタルサインが自動連携・登録されるため、データの未入力、誤入力、入力までのタイムラグ発生防止に繋がっています。

NFCNear Field Communication:非接触通信の国際規格)

ユカリアはこれまで15年以上にわたり病院経営支援に取り組む中で、医療現場に存在する課題を解決すべく『ユカリアタッチ』を開発しました。20172月の本格販売開始以来、20243月時点で累計20,000台、全国約80の病院に導入いただいています。
今後も『ユカリアタッチ』 を通じて、医療・看護業務を支援し、看護現場の環境向上や働き方改革に貢献してまいります。

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