スマートドック、グッドデザイン賞 受賞への道のり

20251226

こんにちは、ユカリアです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『ユカリアSTORIES』。

今回はユカリアが展開する健診サービス「スマートドック」の「2025年度グッドデザイン賞」受賞についてご紹介します。
グッドデザイン賞とは、1957 年創設の日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

プロダクトではなく、サービスである「スマートドック」がデザインについての賞を受ける――。
「いったいどういうことなんだろう?」
そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

審査委員の評価コメントには「『スマートドック』は、世界初のMRIシェアリングエコノミーモデルを核に、予防医療の新たな形を提示している点が評価された」とあります。

さらに、「全国260施設以上に導入され、累計16万件超の受診実績を達成するなど、個人の健康寿命延伸と医療費抑制に貢献」と持続可能な医療システムを支える優れたサービスデザイと、確かな実績を挙げていることを評価いただきました。

グッドデザイン賞オフィシャルサイトのスマートドックページにて評価コメント全文がご覧いただけます。(画像をクリック)

グッドデザイン賞受賞の道のりは、約1年前にさかのぼります。
スマートドックがユカリアグループ入りしたのは2023年末。
脳疾患の早期発見・予防は社会課題であるにもかかわらず、脳ドックは「高額・煩雑・長時間」で、特に多忙な現役世代には敷居が高いものでした。
一方、日本は人口100万人あたりのMRI保有台数が世界一。しかし多くの医療機関で非稼働時間が発生し、医療資源の活用が最適化されていませんでした。
この2つの課題をマッチングさせたのが、世界初の「MRIシェアリングエコノミーモデル」であるスマートドックです。
医療機関の経営改善と個人の健康寿命延伸、さらに医療費抑制を通じて持続可能な医療システムの構築を目指す――これはユカリアのビジョン・ミッションにも合致したサービスであり、社会に広く届けたいと考えたコーポレートブランディング部の提案から始まりました。

そこから、 コーポレートブランディング部からは アートディレクター 渋澤辰徳さん、スマートドックからは プロダクトマネージャー 井比洋輔さん が中心となり、部門横断チームを結成しました。
ヘルスケア関連の受賞企業へのヒアリングなどを重ね、臨んだ一次審査を無事通過。
幕張メッセでの二次審査に挑みました。

二次審査は展示スペースでのプレゼンテーションです。
もちろん、会場にMRIを持ち込むことはできません(5t以上あります!)。
限られたスペースで、サービスの価値をどう伝えるか――チームで考え抜いた結果、
4
つのSMAR、「SMART × QUICK」、「SMART × ACCESS」、「SMART × COST」、「SMART × QUALITY
でバリューを表現することにしました。このコンセプトを軸に、パネル・動画・パンフレットでスマートドックの魅力を最大限に伝える展示を作り上げました。

二次審査結果の連絡がくるまでのソワソワ感がすごく、事務局からのご案内メールにも一喜一憂。
通貨のお知らせが来たとき、本当に飛び跳ねました「やったー!」


展示会場での渋澤さん(右)、スマートドックの井比さん。二次審査は審査員のみで行われるためレイアウトにも力を入れました。

114日、東京ガーデンシアターで開催された受賞祝賀会には、渋澤さん、井比さん、井出さんの3人が参加。
誰もが知るほど有名な賞だけあって、スケールの大きさは圧巻。記念撮影ブースは人込みで入ることすら困難でした。

受賞企業ボードのなかからユカリアの社名を見つけて記念撮影する井比さん(右)、井出さん(左)

さらに、東京ミッドタウンではグッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」が開催され、ユカリアの展示ブースにも多くの方が足を止め、説明をじっくり読んでくださいました。写真撮影のために人が引くのを待つほどの盛況ぶりで誇らしい気持ちになりました。

担当者からコメント
渋澤さん:
病院・クリニックやユーザーが抱える問題とスマートドックのソリューションをいかに可視化するか。そのプロセスと、社会課題解決への意志が評価され受賞に至ったと思っています。プロジェクトの皆さまには本当にお世話になりました。応募から受賞発表まで半年間という長丁場、お疲れ様でした。最高です!

井比さん:
2020
12月のスマートドック誕生から開発・運用に携わってきた身として、今回の受賞は格別の喜びです。Webの仕組みだけでなくサービス全体を評価いただけたことを誇りに思います。これからも予防医療をもっと身近にするサービスを目指します。

井出さん:
この受賞は、スマートドックに携わった全員の情熱の賜物です。
17万検査の重みを胸に、これからも皆様の健康な未来のために、安全で安心なサービスを届け続けます!

ユカリア本社受付には、グッドデザイン賞のGマークが展示されていますので、ご来社の際はぜひご覧ください。

2025
年の営業は本日1226日で終了、2026年は15日より始業いたします。
来年も『ユカリアSTORIES』で様々な取り組みを紹介予定ですのでお楽しみに!

2025
年のゲンバからは以上です。

お問い合わせ

Contact us

お気軽にお問い合わせください。

採用情報

Recruit

ヘルスケア産業におけるリーディングカンパニーの
一員として共に成長してみませんか?