厚生労働省が発行する「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」と、経済産業省・総務省 発行の「医療情報を取り扱う情報システム・サービスの提供事業者における安全管理ガイドライン」からなる、日本の医療情報の取り扱いに関するガイドラインの呼称。
　当初は各省ごとにガイドラインを発行していたが、業務領域や事業者の解消のため2020（令和2）年に経済産業省・総務省のガイドラインが統合され、現在の名称となった。
　厚労省ガイドラインは医療機関、経産省・総務省のガイドラインは情報システム・サービス事業者を対象として、安全管理措置に関する要件が示されている。
　急増する医療機関のセキュリティーインシデントなどを踏まえて細かく改訂が入るので、小まめにチェックしておきたい。