退所期限が迫った入所者の老人ホーム探し

2024523
介護施設紹介

退所期限が迫った入所者の老人ホーム探し

脳梗塞で入院した80代の患者が退院後に介護老人保健施設(老健)へ入所することになった。懸命にリハビリを行うも、利き手側の右半身にマヒが残り、食事や入浴介助が必要、おむつも手放せず、今後も生活に不便をきたすことが予想された。
老健の退所期限も近づき、自宅復帰は難しいと考えた家族は、ケアマネジャーからあいらいふを紹介され、「退所後の受け入れ先として老人ホームを探してほしい」と依頼を受けた。

パンフレットだけでは判断できない施設のリアルな状況

家族と面談をした際、本人、家族共にリハビリの継続を希望し、「リハビリ専門スタッフがいる」「自宅から車で10分圏内の老人ホームを探す」ことが条件に挙がった。
リハビリの内容は老人ホームにより違い、パンフレットを見ただけでは判断できないこともある。老健並みのリハビリを希望の場合、理学療法士や作業療法士による個別リハビリが」最適だが、希望エリアでは日常生活での動作を支援する生活リハビリしか該当がなかった。

現状と入居希望者の条件から最適な施設を提案

そこで、車で30分圏内までエリアを広げて再選定したところ、理学療法士と作業療法士が常勤し、個別リハビリを受けられる老人ホームが該当したため、提案した。オープン間もなく入居者が少ないため、リハビリのスケジュールを組みやすいという点が気に入り、無事に老健の退所期限前に契約に至ることができた。入居後、毎日リハビリに励んだ本人は、今では介護用スプーンを使って食事でき、歩行機能も改善傾向にある。

退院支援担当者やケアマネジャーの作業効率化・負担軽減にも貢献

あいらいふは、医療ケアが必要な方、認知症状が進行されている方など、入居予定者と家族が抱えている課題を解決しうる最適な老人ホームを提案している。その他、老人ホームへの見学予約や同行、入居時に必要なサポート全般も行っている。こうした業務は、退院支援や居宅介護支援の現場で行われている業務と重なる部分もあり、医療・介護現場の効率化、地域包括ケアシステムの維持をサポートする役割を担っている。

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