キャピタルメディカ・ベンチャーズ、「インパクト・マネジメント運用原則(OPIM)」のDisclosure Statement Draft版を公開
国際的なインパクト投資原則への準拠にむけた第一歩
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ(東京都千代田区、代表取締役:青木武士、以下CMV)は、国際的なインパクト・マネジメント運用原則(Operating Principles for Impact Management、以下「OPIM」)のDisclosure Statement(開示報告)のDraft版を公開しました。
CMVは、ウェルネス・ヘルスケア領域を中心とした課題解決を目指すスタートアップ企業に投資支援を行う複数のインパクト投資VCファンドを運用しています。2023年7月25日にはOPIMへの署名を行い、OPIMが定める各原則との整合性をとりながら、インパクト投資を促進してきました。今回の開示報告はOPIM署名機関に定められたものであり、OPIMとCMVの実際のオペレーションの準拠状況を取りまとめたものです。本日付で株式上場を果たしたCMVの投資先である株式会社笑美面についても、OPIMの原則7で推奨されているレスポンシブル・エグジットの実践として位置づけられているほか、これまでのCMVによるIMM(インパクト測定・マネジメント)の取り組みを取りまとめています。
今後、本開示報告に基づき、第三者機関による「独立した検証」を受け、開示報告書最終版を公開するとともにIMMのさらなる改善を進め、インパクト投資支援による課題解決実践者の育成に貢献していきます。
インパクト・マネジメント運用原則(OPIM)とは
世界銀行グループの一機関として発展途上国の民間セクター開発に従事する国際金融公社(IFC)が、投資ライフサイクルにおいて創出したインパクトの測定・管理(IMM)のために2019年に設計した国際的な運用原則。2022年7月、IFCからインパクト投資を促進するGIINにその管理業務を移管。署名したインパクト投資機関は世界40ヶ国178機関に及び、対象資産額は約5,206億米ドル。(2023年10月25日現在)https://www.impactprinciples.org/
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズについて
- 創立 : 2016年11月11日
- 代表者 : 代表取締役 青木 武士
- 所在地 : 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング 19階
- 事業内容 : ベンチャーキャピタル事業
- 資本金 : 100百万円
- URL : https://capitalmedicaventures.com/
「起業家の伴走者として練達することで、社会問題の解決に貢献する」をミッションに掲げ、ヘルスケア領域でのスタートアップに対して、インパクト投資を実践するベンチャーキャピタル。事業利益を最大化させる為には、アウトカム(顧客への行動変容とそれ生み出す利益)を創出することが肝心だと捉え、アウトカム創出を重視したスタートアップへの投資支援を行っている。