医療従事者向けベッドサイド情報端末の新製品『EUCALIA TOUCH with』(ユカリアタッチ ウィズ)販売開始
株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢英生)は、医療従事者向けベッドサイド情報端末『EUCALIA TOUCH』(ユカリアタッチ)の新製品として、本日6月18日より『EUCALIA TOUCH with』(ユカリアタッチ ウィズ)の販売を開始しました。2025年1月から順次納品・稼働を予定しています。
■ 開発に込めた想い
『EUCALIA TOUCH』は、ユカリアがこれまで約20年にわたり病院経営支援・運営支援に取り組む中で蓄積された、医療現場に存在する課題への理解のもと開発し2017年から提供を開始しました。2024年3月時点で、全国約80施設、累計台数20,000台以上の導入実績があり、ユカリアを代表する医療DXプロダクトとして多くの病院にご支持をいただいています。
昨今、医療・介護の現場を中心とするヘルスケア市場においてはDXの推進、テクノロジーの活用を前提とした「働き方改革」が喫緊の重要課題として取り上げられています。労働人口が減少の一途を辿る中、2024年度の診療報酬改定においても診療報酬算定上の要件としてICT・AI・IoT等の活用による業務負担軽減に取り組むことが望ましいとされるなど、医療現場での対応が重要視されています。そのような状況下において、より多くの医療従事者を支援するため、これまでの利用者の声をもとに機能のアップデートとデザインの全面リニューアルを行い、使いやすさをさらに追求した新製品を開発しました。
医療従事者と患者にこれまで以上に“寄り添う”という想いを込めて“with”と名付けました。あわせてロゴも刷新、医療従事者と患者のコミュニケーションハブをイメージし、頭文字の「E」と「T」を円と線で表しています。
■ 新製品『EUCALIA TOUCH with』の特徴
1.患者にも医療従事者にもわかりやすくピクトグラムをバージョンアップ
患者の安静度や食事制限など、医療・看護上の個別注意事項をイラスト記号で表示する「ピクトグラム表示」のデザインをリニューアルしました。カテゴリーごとに色を分け、より視覚的に理解できるようになりました。医療従事者間のみならず、患者との間をつなぐコミュニケーションツールとして活用いただくことで、療養生活の安全性を高めます。
2.管理システム「EUCALIA TOUCH Management System」を導入
忙しい医療現場でも多職種で効率的に活用いただくため、管理システム「EUCALIA TOUCH Management System」を新規開発しました。簡単な操作で正確かつスピーディーな情報共有を実現します。
3.電子カルテとの連携機能を強化
これまでのNFC式※測定器(体温計や血圧計等)を用いたバイタル測定器連携機能に加え、ご要望が多かった呼吸数、食事摂取量、飲水量などの項目もベッドサイドから記録が可能となり、業務効率化に貢献します。
※NFC(Near Field Communication:非接触通信の国際規格)
今後は新製品『EUCALIA TOUCH with』を通じて、現場に適したDX化を推進し、「ヘルスケアの産業化」というビジョンの実現を目指してまいります。
※一部、実装予定の機能を含みます。
※画面はイメージであり、デザインは予告なく変更になる場合がございます。
※連携先となる電子カルテのベンダー・シリーズなどによって各機能の実装可否の確認が必要です。