「医療DXアワード2025」で「スマート脳ドック」が3部門受賞
株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生)の完全子会社であるスマートスキャン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:古川 淳)は、病院DXに関する製品・サービスなどを提供する企業を表彰する「病院DXアワード2025」(CBnews主催)において、「課題設定」「現場視点」「医療従事者投票」の3部門にて「ベストファイブ賞」を受賞いたしました。
今回エントリーした「スマート脳ドック」は、医療機関にて MRI や CT の非稼働時間を活用することで、全国の消費者がリーズナブルかつ短時間で受診可能となるシェアリングエコノミー事業「スマートドック」の主要サービスです。1回分の受診料は22,500円、予約はスマートフォンやパソコンからでき、検査当日は受付から完了まで30分。結果は1週間以内にマイページで確認できます。
「スマート脳ドック」の導入にあたり医療機関に初期費用やランニングコストは発生せず、導入した医療機関からは「機器の稼働率が上昇した」といったお声を頂戴しています。2024年10月現在で医療機関234施設、受診者は累計で約15万人、そのうち約8割は脳ドックを初めて受診していることから、医療機関への収益向上のみならず、認知拡大・集客(新患獲得)にも貢献しているサービスであり、「課題設定」「現場視点」「医療従事者投票」の各部門で好評価をいただきました。
「スマート脳ドック」サービスサイト: https://smartdock.jp/
※2月14日配信の当社プレスリリースで既報の通り、スマートスキャン株式会社は当社に吸収合併予定です。
■ユカリアの医療DX構想
超高齢社会を迎えた日本には、社会保障費の増大という社会課題があります。この社会課題を解決していくため、ユカリアは「ヘルスケアの産業化」というビジョン、「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」というミッションを掲げています。この「あるべき姿」とは、病院・介護施設の経営安定化、医療/介護従事者のウェルビーイングの実現、患者・要介護者に対するサービスの向上という「三方良し」が達成されていて、人々のQOLの持続的な改善が行われている状態です。

ユカリアのヘルスケアDX構想
ユカリアのヘルスケアDX構想はITやデジタルテクノロジーにより「三方良し」の実現を目指すもので、その中心にはユカリアが独自に開発を進めているAIエージェントがあります。そしてヘルスケアに携わる方々、そして消費者は、AIエージェントのサポートを受けながら共通のIDによりシームレスに様々なサービスの提供を受けることが可能となります。
ユカリアはすでに「スマートスキャン」「ユカリアタッチ ウィズ」などさまざまなサービスの提供を行っていますが、ヘルスケア領域のあらゆる課題に対応できるよう、病院経営サポートを通じて蓄積してきた豊富な知見や、独自に保有する電子カルテ由来の医療データなどを活用し、また多様なステークホルダーと連携することで様々なサービスの開発を進めてまいります。