【あいらいふ】2025年春・企業訪問学習で中学生があいらいふを訪問しました
2023年より受け入れを行っている中高生の企業訪問学習。2025年3月には2校の生徒たちが、あいらいふの新宿本社を訪問し、キャリア学習やSDGs学習を通じて介護業界への理解を深めました。
■八王子市立松が谷中学校(キャリア学習)
2年生4名が来社し、キャリア学習プログラムを体験しました。同校からの訪問は2回目となりますが、今回の参加生徒にとっては初めての学びの場となりました。
生徒たちは、あいらいふのネックストラップと特製名刺を受け取り、「あいらいふの社員」としてプログラムに参加。代表による介護業界や会社の事業説明では、少子高齢化やヤングケアラーといった社会課題についても学びました。

ライフコーディネーター(老人ホーム入居相談員)による講義では、介護施設の種類や入居者の生活の様子、介護保険の仕組み等について学びました。ライフコーディネーターが、自身の経験や実際のエピソードを交えながら、仕事の内容ややりがい、大事にしていることについて語りました。
また、生徒たちは介護施設だけでなく、自宅で生活する高齢者を支える「まごころサポート事業」についても学びました。コンシェルジュ(「まごころサポート」のサポートスタッフ)が、シニアの生活のお困りごとに気づくために大切にしているポイントや、その課題の解決方法について紹介しました。

介護レクリエーション体験では、実際に介護施設で行われるレクリエーションに挑戦しました。生徒たちは、色鉛筆や色のついた砂、はさみ、ボンドなどを使い、手先や頭を働かせながらアート作品づくりに取り組みました。楽しみながら体験し、真剣な表情で制作に没頭する姿が印象的でした。
■足立区立第十一中学校(SDGs学習)
1年生10名が訪問し、SDGsの視点からあいらいふの事業について学びました。

はじめに、経営企画本部長があいらいふの事業とSDGsへの取り組みについて説明しました。あいらいふの事業は、SDGsの17の目標のうち「3. すべての人に健康と福祉を」「8. 働きがいも経済成長も」「11. 住み続けられるまちづくりを」に該当します。
具体的には、あいらいふが老人ホームの紹介にとどまらず、高齢者の日常生活の支援や空き家対策、身元保証など、人生のさまざまなライフイベントで生じるお困りごとや社会課題の解決をサポートしていることを説明。生徒たちは「高齢者が活躍できる場をつくることが、社会の持続可能性につながる」という言葉に深くうなずきながら耳を傾けていました。
プログラムの終盤では、ライフコーディネーターが実際の相談事例を交えながら生徒たちの質問に回答しました。「この仕事のやりがいは?」「高齢者と接する際に気をつけていることは?」といった質問が飛び交い、生徒たちの関心の高さと意欲的に学ぶ様子が伝わってきました。
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今回の訪問が、参加した生徒たちのキャリア形成に少しでも役立ち、 介護やシニアライフを支える仕事への関心を深めるとともに、日本の持続可能な社会の在り方について考えるきっかけとなれば幸いです。
あいらいふでは、今後も若い世代の学びを支える活動を続けてまいります。