株式会社クラーチ（本社：東京都千代田区、代表取締役：鮫島 智啓、以下「クラーチ」）と株式会社メディカル・アドバイザーズ（本社：東京都千代田区、代表取締役：石田 元之、以下「メディカル・アドバイザーズ」）は2025年5月8日（木）、八十二銀行主催のセミナー「介護業界の事業トレンド～業界動向と戦略～」にて、介護業界の関係者を対象に講演を行いました。
　
　当日は長野県内の介護施設関係者32名（オンライン含む）が参加。クラーチ取締役の浅見 泰之は「介護事業者の生産性向上・DX推進」、メディカル・アドバイザーズ代表取締役の石田 元之は「介護施設経営の大規模化の流れとM&Aの活用」とそれぞれ題して、介護事業を推進する上で重要なポイントを、事例を交えながら解説しました。

講演①「介護事業者の生産性向上・DX推進」

演者：株式会社クラーチ 取締役　浅見 泰之
内容：慢性的な人手不足により人材の確保が難しい中、介護サービスの質の維持と向上を図りつつ、生産性を向上させる手段の1つとしてICTの活用が求められていることを説明しました。
ICTの導入を成功させるためには、導入の目的について職員が共通認識を持つことや、業務課題を正確に把握し、課題解決のための計画を策定することが重要であることを、過去にクラーチの施設で導入を推進した際の事例を交えて示しました。

講演②「介護施設経営の大規模化の流れ・M&Aの活用」

演者：株式会社メディカル・アドバイザーズ　代表取締役　石田 元之
内容：M&Aに対してはこれまでネガティブな印象を持たれがちでしたが、近年は経営における成長戦略の有効な選択肢であるとの認識が広がっていることを説明しました。事業の選択と集中を目的として、介護業界では事業譲渡は増加傾向にあり、実際にメディカル・アドバイザーズが支援した事例を紹介しながら、必要な手続きや、事業譲渡を円滑に進めるためのポイントを解説しました。
　
　ユカリアグループは介護施設を経営する皆さまの課題解決をサポートするため、今後も有用な情報を提供してまいります。