スマートドックが「2025年度グッドデザイン賞」を受賞

20251015
株式会社ユカリア

 株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生)が展開する健診サービス「スマートドック」が、このたび 2025 年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/29982?years=2025

 11 1 日(土)~5 日(水)に東京・六本木の東京ミッドタウンで開催される「2025 年度グッドデザイン賞」の全受賞作を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2025」にて、ユカリアは「スマート脳ドック」についての展示を行います。
 「スマート脳ドック」は、医療機関にてMRICTの非稼働時間を活用することで、全国の消費者がリーズナブルかつ短時間で受診可能となるシェアリングエコノミー事業「スマートドック」の主要サービスです。脳動脈瘤や脳梗塞、脳腫瘍などの自覚症状のない脳の異常を早期に発見可能な頭部MRIおよび頭部・頸部MRAの検査で、ウェブ上で予約と問診票の事前登録を行い、受診結果をパソコンやスマートフォンで確認できるため、医療施設の滞在時間を短縮し、受付からお帰りまで30分で完了するのが特長です。撮影されたデータは、放射線科専門医と脳神経外科専門医によるダブルチェックを行っています。万が一異常が確認された場合も、結果に応じて専門の医療機関をご紹介いたします。
 スピーディーな検査と継続しやすい価格(税込24,750円)で、202510月現在で累計16.4万件の検査を実施し、導入している医療施設は286施設にのぼります。

「スマートドック」サービスサイト

 20255月からは、「スマート脳ドック」のオプションサービス「MVision health」の提供を開始しました。脳ドック受診者のMRI撮像画像をAIが解析し、脳の健康状態を評価したレポートを作成。認知症や脳梗塞のリスク因子として知られる脳萎縮や白質病変が同年代の健康な脳の持ち主と比較して進行しているのか、経年で見たときにその進行のスピードが速いのか、精緻に定量化することができます。
 医療機関は運用負荷が増すことなく受診者に付加価値の高い情報を提供できるほか、受診者の経年変化やリスク傾向を把握することで、健康な脳を維持するための早期介入が可能となります。
 さらに、一部施設では脳ドックだけではなく「がんドック」や「胸部CT肺ドック」など、重大疾病の早期発見や健康維持のための様々な検査を提供しているため、受診者は気になる検査を組み合わせ、同日にまとめて検査をすることができます。なかでも「がんドック」のメニューは拡大しており、進行するまで自覚症状が乏しく、発見が遅れがちな「すい臓がん」「前立腺がん」「子宮・卵巣がん」の検査が20255月に新たに加わりました。

■グッドデザイン賞審査委員による評価コメント

 「スマートドック」は、世界初のMRIシェアリングエコノミーモデルを核に、予防医療の新たな形を提示している点が評価された。従来「高額・煩雑・長時間」で敬遠されがちだった脳ドックを、予約から結果確認までオンラインで完結させ、検査時間も約30分に短縮。専門医2名による遠隔ダブルチェックで診断の質を担保しつつ、継続しやすい価格で提供している。さらに、医療機関の非稼働MRIを活用することで稼働率と収益を向上させ、受診者と医療機関双方にメリットをもたらしている点も優れている。全国260施設以上に導入され、累計16万件超の受診実績を達成するなど、個人の健康寿命延伸と医療費抑制に貢献し、持続可能な医療システムを支える優れたサービスデザインといえる。

■グッドデザイン賞とは

 1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 
https://www.g-mark.org

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