代表取締役社長
三沢 英生
テーマ
ハイレベル人材からの学び
Career
医師としての多様な経験、知見を生かし、
ヘルスケア領域の変革に挑んでいきたい
私はもともと救急医、麻酔科医として、医療の現場に身を置いており、同じ業界ですので以前からユカリアのことはよく知っていました。代表の古川からもヘルスケア領域での幅広い事業展開について話を聞いており、いつか一緒に仕事がしたいね、と常日頃から話していましたユカリアへ参画したのは2018年。臨床に一区切りをつけ、何か新しいことに取り組みたいと思ったタイミングでもありました。現在は病院で実診療をしながら、経営コンサルタントも行う、いわゆる二足の草鞋を履いた状態です。
転職して多少苦労したのは、医師として働いているときとは違う俯瞰的な視点です。医師業務はプロフェッショナルとして患者さんの診療に専念すればよいのですが、ユカリアでは多職種、特に医療専門職以外の方々と関わって仕事を構築していくという視点に、戸惑いというよりは私のマインドチェンジの方が大変でした。
入社後は病院の経営サポートに関わり、2021年にヴィジョナリー事業本部を立ち上げました。新事業創生やユカリア版スマートホスピタルの創設をテーマにスタートし、最終的には地域に最適化されたユカリアコンセプトホスピタルを作ることを目指すようになりました。
View
医師にとっても、キャリアプランを組むのは大切なこと。
その後押しができればと思います
私自身のキャリアビジョンは２つあります。一つは、医師が業種の壁を超えた独自のキャリアを築くことができる環境を作ること。実は医師の世界は非常にキャリアパスが狭く、民間病院へ就職するか、大学の医局で職位を上げていくか、あるいは開業する、今も昔も変わらずほぼ3択しかない中で、それ以外の選択肢を若い医師たちに提示したいと思っています。例えば現役の医師が経営ノウハウや事業の構築、財務に関するスキルなどを身につけることができれば、キャリアパスは大きく広がります。バリューチェーンの広いユカリアにはその環境があります。
もう一つは我々のような医師が一般企業に身を置くことで、医学的リテラシーが社内に浸透して高まってくるという副次効果があると思います。
現役の医師としてユカリアへ入社したのは私が第一号ですが、年々増えており現在は5名の医師が在籍しています。実際に病院で診療している医師が関わる経営コンサルティングは、良い意味でこれまでと逸脱しているという実証が溜まってきていますし、医学用語が社内で飛び交う光景も当たり前になりました。病院と企業の垣根を低くするという点ではごく自然に成果がでたと感じています。
Message
全体最適を実現する広い視野を持つ人と
経験を積んだ専門家、両方の存在が不可欠
とにかくユカリアはバックグラウンドが広い、医師・看護師をはじめ、経営、ファイナンシャルまで各部門の専門職が多いというのが会社の特徴の一つだと思っています。だからこそ非常に幅広く、かつ濃い内容を吸収したい人にはとてもフィットするのではないかと思います。
私個人が最も重視しているのは、ヘルスケアに関わる各分野を横断するジェネラリストの存在です。新卒の方には、コンサルティングなど職種にこだわらず、ヘルスケアの会社のジェネラリストとして育ってもらえることを求めていますし、幅広い知識に精通した多角的な視点を持つ人と我々のような専門畑のスペシャリストが共存して会社を発展させていくのが理想だと思います。
2022年11月時点
