薬剤師が単なる医薬品の販売員に留まらず、業務を患者の視点から見直し、行動哲学として体系づけようとする考え方。1990年、フロリダ大学薬学部のC.DヘプラーとL.Mストランドによって提唱された(Hepler CD, Strand LM(1990).“Opportunities and responsibilities in pharmaceutical care.” American Journal of Health-System Pharmacy, 47(3):533-43.)。
現在ではこれを受けてWHOは「薬剤師行動の中心に患者の利益を据える行動哲学」、米国薬剤師会では「患者のQOL(quality of life)を改善するという成果が目的であり、そのために責任をもって薬に関するケアを直接患者に提供することである」としている。
ファーマシューティカルケア
【ふぁーましゅーてぃかるけあ】
略称・別名
pharmaceutical care