従来の医療における治療方針やガイドラインではなく、患者にとってのバリュー、「治療コストに対するアウトカム(結果)」を評価する治療(ケア)のこと。
先進国を中心に医療費が急増していく中、1990年代から治療の効率化が推進された。しかし近年では更に一歩進んで、患者にとっての治療アウトカム(結果)を最大化しつつ、コストの最適化を目指す考え方へと移行、浸透しつつある。
また総合的なコストの最適化も持続可能な医療制度のためには必要不可欠であり、厚生労働省も「レセプト・健診情報等を活用したデータヘルスの推進事業(2022年公開)」などの取り組みを行っている。
バリューベースドヘルスケア
【ばりゅーべーすどへるすけあ】
略称・別名
バリューベースヘルスケア, バリューベースドケア, バリューベースケア, VBHC, VBC, Value-Based Health Care