高齢者の安全な薬物療法ガイドラインを参考に、65歳以上の高齢者の薬物有害事象の回避、服薬アドヒアランス（理解したうえの服薬遵守）の改善、過少医療の回避を目指して厚生労働省の高齢者医薬品適正使用検討会が2018年に総論編、2019年に各論編（療養環境別）を取り纏めた。
以降定期的に改訂されている。
前述のガイドラインから医師・歯科医師・薬剤師など現場の医療従事者向けに具体的な現場フローや注意・留意点を纏めたものであるため、「ガイドライン」ではなく「指針」となっている。