処方カスケード

しょほうかすけーど, Prescribing Cascade

概要

カスケード(Cascade)は元々「連なった小さな滝」の意で、派生して「連続したもの」、「数珠つなぎになったもの」を意味する言葉。
主に服用薬による有害事象が新たな症状として誤認、または薬剤起因性老年症候群を何らかの疾患と混同することで新たに薬が処方され、これが数珠つなぎに繰り返されることを「処方カスケード」という。
原因として服薬アドヒアランスの低下(服用していないせいで、現在の処方では効かない、と判断されるなど)や、患者が複数の医療機関を受診することで医師が処方状況を把握できていないことがあり、今後の医療機関と薬局、薬局間連携が重要視されている。

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