テーマ

多様な事業と柔軟なキャリア

藤田 敦史

デジタル事業本部 あいらいふ事業部長
(株式会社あいらいふ代表取締役)

藤田 敦史

Career

いずれは自分で会社を立ち上げて
勝負したいという思いもあった

ユカリアへ入社する前は大手営業会社でM&Aを担当していました。ある時ユカリアの子会社のM&A案件で代表の古川と会ったのが入社のきっかけとなりました。ユカリアとしては次の成長エンジンとしてM&A事業の経験者を招き、新たな展開を推し進めて行こうとしていたタイミングだったと思います。私はM&Aのフィールドを主戦場としてきましたし、その分野が自分の強みだという自負も持っていたのですが、45歳でしたので新たなチャレンジには怖さもありました。
同時に、いつか自分が“ここぞ”という会社に出会えたら代表を務めたいという希望を抱え続けてもいましたから、「いつか社長をやらせてもらえるなら」という条件付きで入社させていただきました。
前職からヘルスケア業界には関わりがあり、多くのM&Aに携わってきました。医療は、人はもとより地域、国を支える事業ですので、働いている人も経営者のマインドも非常に強いものがありましたね。当時私は外から見ている立場でしたが、現在はユカリアでその強い想いを共有しています。本当に良い業界に転職することができたと思っています。

View

入社後2年でグループ会社の代表に。
強い責任感と大きな目標を持って取り組んでいます

入社後は、ユカリアのM&A事業の責任者としてユカリアの成長に必要な事業を探す中で『あいらいふ』に出会いました。病院や介護施設を持つユカリアにとって、その間を繋ぐ包括的なサービスを提供するあいらいふは、まさに必要な会社だと思いましたね。直後にコロナ禍で話が暗礁に乗り上げるなど、一筋縄では行きませんでしたが2020年6月にM&Aが成立。1年半後の2021年12月には転職時の希望通り代表取締役に就任しました。
代表になって約9ヶ月。もともと役員として務めていましたので仕事自体は変わりませんが、緊張感や責任感からなのか夜中にハッと目が覚めてしまうこともあります。代表といってもユカリアの社員ですから、連帯保証人になるとか会社が倒産するとか、そういう怖さはないのですが(笑)。もちろん現在は、業績も順調に推移し、心配をするようなことはありません。
ユカリアでは事業部長ですが、あいらいふでは社長ですから、スタッフの結婚式で挨拶もしますし、社員の両親からすれば娘、息子が勤めている会社の社長なわけです。仕事の重みと責任感はひしひしと感じています。
将来の目標は、いつかあいらいふを上場させたいという想いがあります。社員が一丸となって大きな目標に向かって盛り上がっていけたら素晴らしいですね。

Message

40歳からの転職に必要なのは、
後悔しない生き方を真剣に選択する決断力

現在あいらいふには優秀な人材がどんどん入社しています。かといって長く働いている人が辞めているわけではなく、ベテラン層の離職はこの1年間ゼロです。
やはりユカリアのグループだという影響はとても強く、環境やキャリアアップの体制が整っているのも大きいと考えています。現在は3か月に1度、ユカリア本社で全社朝礼を行っていますが、あいらいふの4拠点から来ることのできる人は皆集まります。コミュニケーションの場になりますし、新オフィスもモチベーションアップに繋がっているようですね。介護業界で働く人はあまりキャリアプランがどうだとか考えることは少なかったのかもしれませんが、ユカリアグループでは仕事を任せてもらえるし、結果を出せば評価をしてくれるので、本人のやる気次第で色々なキャリアが描けるのではないかと思います。

ユカリアに来て4年。45歳での転職と考えるとリスクはありましたが、ビジネスマンとしてあと10数年、最前線で頑張るとすれば、何よりも後悔をしないことが大切だと明確に感じました。もちろん転職をしていなくても自分なりに頑張っていたと思いますが、今ほどやりがいを持ってモチベーション高く仕事ができたかと考えると、分かりません。全く違う環境で無数の得難い経験を得て、チャレンジすることがここまで気持ちいいと実感できるのは本当に良い転職ができたと思っています。できることなら同じような仲間を増やして、同じ思いを持って取り組んでいきたいなと思っていますね。

2022年11月時点

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