ユカリア STORIES
パートナー病院のSDGsへの取り組み~旭山病院
こんにちは、ユカリアです。
医療やビジネスのゲンバから様々な情報を発信する『ユカリアSTORIES』。
ユカリアのパートナー病院が取り組むSDGsについてまとめた『EUCALIA Partner’s Report-SDGs-』(ユカリアパートナーズレポート)を再編集して紹介するシリーズ、
今回は北海道の「医療法人 北仁会 旭山病院」です。
※情報はすべて2022年11月時点のものです
医療法人 北仁会 旭山病院
[所在地] 北海道札幌市中央区双子山4丁目3番33号
[診療科目] 精神科、心療内科、内科
[病床数] 327床
[ホームページ]http://www.hokujin.or.jp/asahiyama/
全ての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する
7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
空調熱源のエネルギー転換を実施
■ 院内の主体エネルギーを従来の【重油+電気】から【都市ガス(LNGタンク)+電気 】へ変更
■ LNGタンク導入により、備蓄量制限はあるものの災害に因るインフラ遮断時も持続的に都市ガスを使用可能。BCP(事業継続計画)対策にも
■ エネルギー転換による半持続的なカーボンニュートラルを実現
CO2排出量を年間463t削減
2019年の新棟建築に伴うエネルギー転換により、年間エネギーコストは約25,800千円、CO2排出量は約463t削減。新棟建築全体のイニシャルコストは元より、他 断熱素材、節水機器などの活用も合わせて今後30年間のランニングコストを削減できた。
また当院のエネルギー使用量を削減できたことで、札幌市のエネルギー供給量にも僅かながら貢献したと言える。
建て替えはゴールではない
病院は公共建築であるからこそ、その持続可能性のためにも建物(設備)寿命、LCC(ライフサイクルコスト)を考慮した新築、及び改修計画を実践していくべきだと考える。
旧棟が30年もったからと言って、新棟の設備が30年間もつとは限らない。メンテナンスが適切でなければエネルギー効率は落ちていくし、エネルギー価格の変動、あるいは新しいクリーンエネルギーがある日 突然利用可能になるかも知れない。
当院は今後も常に5・10・20年先を考え、より省エネルギーでの病棟運用を模索していきたい。その一方で日々のメンテナンスや対策を実行し、安定したエネルギー運用、ひいては安定した病棟運営を実現したい。

ユカリアが取り組むSDGsの優先課題をコーポレートサイトのサスティナビリティページに記載していますので併せてご覧ください!
次回は北海道の「医療法人 豊和会 新札幌豊和会病院」です。
ゲンバからは以上です。